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ブラックパワー
どうもGONです!
先日アメリカワシントンでのバラク・フセイン・オバマ氏の大統領就任式はとても感動的な瞬間でした。黒人初の米大統領。キング牧師の夢が現実となった日ですね。40年前のアメリカでは考えられない光景でした。
そんな訳で(て訳でもないのですが)
「ラストキング・オブ・スコットランド」
という映画を見ました。僕のとても好きな黒人俳優フォレスト・ウィテカーの演技が光る実話をもとにした、狂気のノンフィクションです。
時は1970年ウガンダ共和国の大統領に就任したイディ・アミンとその主治医として側近となったスコットランドの若者の話です。
当時のマスコミには人食い大統領として恐れられた権力者だそうです。
黒人の俳優って言うといい役者が名を連ねます。
モーガン・フリーマン…渋いっす。
デンゼル・ワシントン…かっこいいっす。
ウィル・スミス…タフっす。
サミュエル・L・ジャクソン…ストイックっす。
でもこのフォレスト・ウィテカーは彼の出演する映画全てに、彼の存在が欠かせなく、名脇役としての地位を確立した人だと僕は思います。
何がどういいのか?僕なりにフォレスト・ウィテカーを観察してみました。
やはり気になるのが「目」です。一方がギョロ目。もう一方がパッとしない目。この2つの正反対の目が演技の幅の広さを際だたせるのではないでしょうか?
そして「姿勢」です。あの大きな体で猫背。肩の動きにも特徴が見られます。一見恐ろしくも見え、かと思えば心優しく、いい人そうに見えて、とんでもないことを企んでいる。つかみ所がない。
それこそがフォレスト・ウィテカーの魅力ではと思ったりして、彼のでる映画を楽しんでます。
ブラックパワー恐るべし!
2009/1/25